宮城県感染症発生動向調査情報(第 17 週)

宮城県【 平成16 年 4 月 28 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.4.19 〜 4.25 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

 

 

 

4

6

11

 

−全数報告疾病−
1類・2類・3類感染症:報告なし
4類感染症:オウム病 仙南管内 男性1名
5類感染症:梅毒 塩釜管内 男性1名
      RSウイルス感染症 塩釜管内 男児1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[咽頭結膜熱]
 栗原管内で警報が発令された。全国的には過去5年間の同時期と比較し報告数は多い。今後の動向に注意。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 仙台・塩釜・登米管内では警報が発令中。県全体では3週連続して増加している。十分な注意が必要。

[伝染性紅斑]
 仙南管内で警報が発令された。今後の動向に注意。

[風疹]
 依然として仙台管内から患者報告があり、注意が必要。



【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
・検出なし



[お詫び]
 14週から16週にかけて仙台管内で報告のあった無菌性髄膜炎の患者をマイコプラズマ肺炎の患者として修正いたします。

咽頭結膜熱

 

 

 

5

 

 

 

8

13

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

8

45

10

2

16

12

 

127

220

感染性胃腸炎

11

120

10

21

27

34

20

211

454

水痘

1

10

10

9

8

12

5

40

95

手足口病

1

 

 

 

 

 

 

1

2

 

伝染性紅斑

13

6

3

2

 

7

 

20

51

突発性発疹

2

4

5

5

4

6

3

34

63

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

3

 

3

6

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

3

 

 

11

1

 

7

22

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

2

4

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

3

8

 

 

1

1

 

4

17

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

5

6

 

[ウイルス分離状況] 4.19 〜 4.23 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

3

 

 

 

 

13

3

 

2

1