宮城県感染症発生動向調査情報(第 16 週)

宮城県【 平成16 年 4 月 21 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.4.12 〜 4.18 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

8

10

18

−全数報告疾病−
 1類・2類・3類・4類・5類感染症:報告なし

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]気仙沼・栗原管内を除き報告数は増加し、特に仙台・塩釜・登米管内では警報が発令中。十分な注意が必要。
[風疹]依然として仙台管内から報告がある。さらに仙南及び塩釜管内でも患者が報告された。流行期に向かい注意が必要。
[無菌性髄膜炎]第14週から継続して仙台管内で報告があり、流行期に向かい注意が必要。
 +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
 |無菌性髄膜炎はエンテロウイルスによるものが|
 |多いため、初夏から増加し始め、夏から秋にか|
 |けて流行が見られる。感染経路は、患者あるい|
 |は無症状病原体保有者からの糞口感染、飛沫感|
 |染による。潜伏期は4〜6日である。    |
 +−−−−(IDWR2003年 第12週号より引用)+

【病原体情報】 〜宮城県保健環境センター検査〜
・仙南地区の小学校で感染性胃腸炎の集団発生があり、
 患者よりノロウイルス(GU型)4件を検出。

<<STD 発生動向調査情報(月報) 3月>>
 宮城県【平成16年 4月20日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         34  30
性器ヘルペスウイルス感染症       8  26
尖形コンジローム           20   6
淋菌感染症              31   1
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  25  19
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     13   8
薬剤耐性緑膿菌感染症          1   1

咽頭結膜熱

 

 

 

1

 

 

 

9

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

11

37

9

4

15

18

1

108

203

感染性胃腸炎

25

104

22

16

20

38

16

245

486

水痘

4

17

25

2

6

18

6

47

125

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

3

7

 

4

1

6

 

26

47

突発性発疹

3

13

2

3

3

2

5

29

60

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

1

1

 

 

 

 

 

8

10

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

1

1

1

7

3

2

13

28

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

マイコプラズマ肺炎

 

8

 

 

 

 

 

 

8

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

12

12

 

[ウイルス分離状況] 4.12 〜 4.16 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

4

 

1

 

 

3

 

2

1

1