宮城県感染症発生動向調査情報(第 12 週)

宮城県【 平成16 年 3 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.3.15 〜 3.21 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

10

6

2

2

1

15

67

104

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内 女性1名
      後天性免疫不全症候群 仙台管内 女性1名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[感染性胃腸炎]
 下降期に入ったが、塩釜管内・大崎管内で増加しており、注意が必要。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 過去10年間で最も多い報告数であり、塩釜管内・登米管内・仙台管内・石巻管内で警報発令中。引き続き十分に注意が必要。
[風疹]
 仙台管内で報告数が増加。流行期に向かい今後の動向に注意。
[マイコプラズマ肺炎]
 塩釜管内、仙南管内で継続して報告がある。今後の動向に注意。

【病原体情報】  〜宮城県保健環境センター検査〜
・ロタウイルス2件を検出。
  12週 塩釜(岩沼支所)管内

<<STD 発生動向調査情報(月報) 2月>>
 宮城県【平成16年 3月24日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         27  42
性器ヘルペスウイルス感染症       3   6
尖形コンジローム           19   0
淋菌感染症              19   4
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  24  12
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     12   9
薬剤耐性緑膿菌感染症          6   0

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

13

13

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

62

12

4

15

18

 

151

265

感染性胃腸炎

18

102

15

16

12

49

31

250

493

水痘

6

33

19

6

4

9

6

64

147

手足口病

2

2

1

 

 

 

 

 

5

 

伝染性紅斑

 

1

1

2

1

6

 

16

27

突発性発疹

3

10

5

1

 

9

1

20

49

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

20

20

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

2

1

 

2

6

3

8

22

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

19

 

 

 

 

1

5

29

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 3.15 〜 3.19 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

11

1

1

 

 

1

 

 

1

1