宮城県感染症発生動向調査情報(第 6 週)

宮城県【 平成16 年 2 月 10 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.2.2 〜 2.8 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

151

354

248

114

256

342

301

1206

2972

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:アメーバ赤痢 仙台管内 男性1名


 −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]県内全域で警報発令中。報告数は減少しているが昨シーズンの県全体の定点当りのピーク(26.97)よりも多く、今後も十分な注意が必要。

[感染性胃腸炎]登米管内で警報発令中。大崎管内でも増加。第3週以降引き続きロタウイルスが検出されており、注意が必要。

[水痘]登米、塩釜管内で注意報発令。今後も注意が必要。

[流行性耳下腺炎]登米管内で警報発令。注意が必要。


【病原体情報】  〜宮城県保健環境センター検査〜
ロタウイルス
 第5週の感染性胃腸炎患者より3件を検出。
 塩釜管内       1件
 塩釜(岩沼支所)管内 2件

咽頭結膜熱

 

1

 

1

 

 

 

4

6

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

32

11

1

5

7

 

73

130

感染性胃腸炎

39

82

19

41

66

53

32

195

527

水痘

7

41

14

10

19

13

3

52

159

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

伝染性紅斑

1

3

 

3

3

11

 

15

36

突発性発疹

 

7

6

2

1

5

2

25

48

百日咳

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性耳下腺炎

2

2

 

1

9

4

3

3

24

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

3

5

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

5

7

1

 

 

2

 

6

21

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

3

 

 

 

 

 

2

5

 

[ウイルス分離状況] 2.2 〜 2.6 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

123

3

3

 

 

5

 

 

1