宮城県感染症発生動向調査情報(第 8 週)

宮城県【 平成16 年 2 月 25 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.2.16 〜 2.22 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

28

78

78

42

34

77

78

302

717

−全数報告疾病−
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし
5類感染症:後天性免疫不全症候群 仙台管内 男性1名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]
 先週に引き続き県全体で減少したが、過去のデータから、未だ流行時期であり、今後も注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 過去5年間の同時期と比較し最も少ない報告数であるが、警報発令中の登米管内や仙南・塩釜・石巻管内で増加しており今後も注意が必要。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
第2週から報告数は増加傾向が認められており、特に警報発令中の塩釜管内では定点当り5.3(警報値=4.0)と増加している。今後の動向に注意。

【病原体情報】  〜宮城県保健環境センター検査〜
 インフルエンザウイルスA香港(H3)型27件を検出
  気仙沼管内  5週

<<STD 発生動向調査情報(月報) 1月>>
 宮城県【平成16年 2月20日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         23  46
性器ヘルペスウイルス感染症       8  15
尖形コンジローム           15   7
淋菌感染症              20   3
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  20  13
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症     11  12
薬剤耐性緑膿菌感染症          2   0

咽頭結膜熱

2

1

2

 

1

 

 

7

13

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

53

7

10

13

12

 

86

183

感染性胃腸炎

38

110

25

33

49

65

27

267

614

水痘

7

29

10

5

9

19

1

66

146

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

伝染性紅斑

4

3

1

1

 

9

2

10

30

突発性発疹

 

9

5

 

2

5

3

33

57

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

 

 

 

1

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

4

 

1

6

3

4

8

26

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

4

5

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

7

 

 

 

3

 

3

15

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 〜 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV