宮城県感染症発生動向調査情報(第 53 週)

宮城県【 平成17 年 1 月 6 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.12.27 〜 1.2 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

2

9

2

1

22

135

1

81

253

−全数報告疾病−
1類感染症:報告なし
2類感染症:報告なし
3類感染症:報告なし
4類感染症:報告なし
5類感染症:報告なし




−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]
 石巻管内では3週連続して警報値を超えている。登米管内でも倍増し、今シーズン初めてすべての保健所から報告された。十分な注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 登米管内で警報値を超えた。注意が必要。

[水痘]
 気仙沼管内では5週連続して警報値を超え、石巻・登米管内では注意報値を超えている。注意が必要。




【病原体検出情報】 〜宮城県保健環境センター〜
 インフルエンザ患者(石巻管内、52週採取分)より、インフルエンザウイルスAH1(Aソ連型)、21件を検出。感染性胃腸炎患者(塩釜管内、50週採取分)より、Campylobacter jejuni 1件を検出。



[お詫び] 第52週に登米管内で報告のあった3件の麻疹患者は0件の間違いでした。

咽頭結膜熱

 

1

 

 

 

 

 

5

6

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

11

2

 

 

6

 

71

96

感染性胃腸炎

15

85

96

34

68

68

35

240

641

水痘

7

33

5

 

15

36

31

70

197

手足口病

1

3

4

3

2

2

2

14

31

伝染性紅斑

 

5

 

 

 

1

 

16

22

突発性発疹

3

6

5

 

1

1

3

17

36

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

 

 

 

1

 

1

2

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

3

2

1

 

2

9

 

11

28

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

9

9

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

3

 

 

 

 

 

7

10

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

4

6

 

[ウイルス分離状況] 〜 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイルス分離状況は、第52週報が最終報告です。