宮城県感染症発生動向調査情報(第 52 週)

宮城県【 平成17 年 1 月 4 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.12.20 〜 12.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

3

1

 

8

425

 

156

593

−全数報告疾病−
1類・2類・4類・5類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       登米管内 男性 1名 女児 1名



−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]
 先週から警報値を超えている石巻管内ではさらに増加した。仙台管内でも倍増し、仙台医療センターでのインフルエンザウイルス検出数も急増した。注意が必要。

[感染性胃腸炎]
 県全体で報告数が増加した。全国的にも第43週以降急増している。注意が必要。

[水痘]
 気仙沼管内では4週連続して警報値、石巻管内では3週連続して注意報値を超えている。注意が必要。

[麻疹]
 注意報値を超えた登米管内からの報告は33週以来である。今後の動向に注意。




【病原体検出情報】 〜宮城県保健環境センター〜
 感染性胃腸炎患者(塩釜管内、51週採取分)より、ノロウイルスG2型、5件検出。

咽頭結膜熱

1

4

 

 

3

 

 

4

12

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

14

9

 

2

8

 

59

93

感染性胃腸炎

26

115

47

29

58

69

49

401

794

水痘

2

36

14

4

7

26

29

125

243

手足口病

1

10

1

5

1

4

2

15

39

伝染性紅斑

 

9

8

 

 

 

 

11

28

突発性発疹

4

8

6

5

3

4

3

27

60

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

1

 

 

 

 

5

7

 

麻疹

 

 

 

 

3

 

 

 

3

 

流行性耳下腺炎

1

11

 

 

3

1

1

5

22

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

RSウイルス感染症

 

2

 

1

 

 

 

2

5

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

6

1

1

 

1

 

10

23

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

3

5

 

[ウイルス分離状況] 12.13(第51週) 〜 12.24(第52週) 独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター 臨床研究部 ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

10

 

3

 

 

4

 

2