宮城県感染症発生動向調査情報(第 46 週)

宮城県【 平成16 年 11 月 17 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.11.8 〜 11.14 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

3

 

3

6

 

−全数報告疾病−
1類・2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 仙台管内 女性1名
4類感染症:ツツガムシ病 仙南管内 男性1名
      レジオネラ症 仙台管内 男性1名
5類感染症:破傷風    石巻管内 男性1名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[RSウイルス感染症]先週と比較して仙台管内では4倍と急増した。仙台医療センター第44、45週採取検体からもRSウイルスがそれぞれ11、10件分離された。注意が必要。
[マイコプラズマ肺炎]基幹定点から9件、小児科定点から23件報告されている。基幹定点と小児科定点をあわせた報告数は、第44、45、46週でそれぞれ17、22、32件となっており上昇傾向にある。注意が必要。
[感染性胃腸炎]2週連続して増加した。例年第47週前後から増加する傾向にある。今後の動向に注意。
[インフルエンザ]今週6件の報告があった。ただし、ウイルス分離はまだされていない。過去10年間では1999年に第47週から大幅に報告数が増加した。今後の動向に注意。
【病原体情報】〜宮城県保健環境センター検査〜
 検出なし
<<STD 発生動向調査情報(月報)10月>>
 宮城県【平成16年11月18日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         34  51
性器ヘルペスウイルス感染症       8  12
尖圭コンジローマ            6   7
淋菌感染症              26   6
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症   5   6
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      9   2
薬剤耐性緑膿菌感染症           1 3

咽頭結膜熱

 

1

 

 

1

 

 

5

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

30

1

2

 

9

 

50

92

感染性胃腸炎

23

37

4

21

16

24

6

139

270

水痘

3

33

4

 

5

20

11

38

114

手足口病

 

32

7

5

3

9

 

26

82

伝染性紅斑

2

6

4

 

 

 

 

9

21

 

突発性発疹

4

13

6

2

2

7

4

23

61

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

8

1

 

 

1

3

6

19

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

1

 

 

3

 

1

12

17

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

2

 

 

10

 

 

29

41

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

7

12

2

3

 

2

 

6

32

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 11.1(第45週) 〜 11.12(第46週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

11