宮城県感染症発生動向調査情報(第 42 週)

宮城県【 平成16 年 10 月 20 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2004.10.11 〜 10.17 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
1類・4類感染症:報告なし
2類感染症:細菌性赤痢
       仙台管内 男性1名 女性1名
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
       栗原管内 男性2名 女性2名
5類感染症:アメーバ赤痢
       仙台管内 男性1名

−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[腸管出血性大腸菌感染症]
 全国の第40週の報告数は77例で、そのうち宮城県の報告(6件)は4番目に多かった。今週の報告数は4件だが、もうしばらく注意が必要。
[手足口病]
 塩釜・石巻・仙台管内で急増し、大崎管内では警報発令中。注意が必要。
[水 痘]
 注意報が発令された気仙沼管内や塩釜・石巻管内で増加している。例年、42週以降から除々に増加する傾向にある。今後の動向に注意。
[伝染性紅斑]
塩釜・仙台管内で急増した。今後の動向に注意。

<<STD 発生動向調査情報(月報) 9月>>
 宮城県【平成16年10月20日】発行
 情報収集:宮城県保健環境センター
                   (男性) (女性)
性器クラミジア感染症         21  42
性器ヘルペスウイルス感染症       4   9
尖圭コンジローマ           13   9
淋菌感染症              19   6
≪その他≫              (男性) (女性)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症  33  25
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症      3   4
薬剤耐性緑膿菌感染症          2   0

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

8

2

 

 

6

 

23

39

感染性胃腸炎

8

33

5

8

4

13

7

71

149

水痘

1

18

4

 

4

6

19

17

69

手足口病

 

44

29

8

4

23

1

29

138

伝染性紅斑

2

7

5

1

 

 

 

9

24

 

突発性発疹

3

16

2

 

2

6

5

25

59

百日咳

 

 

 

 

 

2

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

13

1

7

6

2

7

13

49

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

4

 

 

1

 

 

9

14

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

2

 

 

 

 

 

1

3

 

RSウイルス感染症

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

7

2

 

 

 

 

4

14

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

不明の発疹性疾患

 

2

 

 

 

 

 

5

7

 

[ウイルス分離状況] 10.4(第41週) 〜 10.15(第42週) 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

2

 

 

 

 

 

2