宮城県感染症発生動向調査情報(第 40 週)

宮城県【 平成15 年 10 月 9 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.9.29 〜 10.5 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全数報告疾病
1類・2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 仙台地区 女性1名
4類感染症:アメーバ赤痢:大崎地区 男性1名
      レジオネラ症:仙台地区 男性1名
      梅毒:仙台地区 男性1名
      急性ウイルス性肝炎:仙台地区 男性1名



  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[感染性胃腸炎]
 塩釜地区で4.13->5.13と増加し県全体で微増。今後の動向に注意。

[手足口病]
 気仙沼地区で第31週から継続していた流行発生警報[5.0(2.0)]が解除された。

[マイコプラズマ肺炎]
 塩釜地区を中心に第21から第25週にかけピークに達した後、一時減少したが4〜5歳児を中心に再び増加する傾向にあり、今後も注意が必要。



【病原体情報】
 〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
  ・ムンプスウイルス 1件
  ・エンテロウイルス 1件
  ・ライノウイルス 1件

咽頭結膜熱

 

 

 

2

 

 

 

1

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

12

4

 

7

3

 

11

38

感染性胃腸炎

 

41

2

9

9

13

7

75

156

水痘

3

12

2

4

7

2

 

7

37

手足口病

14

22

5

3

6

9

6

35

100

伝染性紅斑

 

4

2

 

1

8

1

4

20

 

突発性発疹

2

8

8

 

1

9

5

16

49

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

5

5

3

1

3

1

11

29

麻疹

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

3

1

 

 

3

 

4

11

22

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

21

 

 

 

2

 

6

33

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

1

 

 

 

 

 

 

6

7

 

[ウイルス分離状況] 9.29 〜 10.3 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

1

 

 

1

1