宮城県感染症発生動向調査情報(第 39 週)

宮城県【 平成15 年 10 月 1 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.9.22 〜 9.28 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

全数報告疾病
1類・2類・3類・4類感染症:報告なし


  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−

[感染性胃腸炎]
 塩釜地区で2.75->4.13に増加した。例年この時期より報告数は増える傾向にあり、今後の動向に注意。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 例年、報告数は3峰性を示す。この時期から第50週前後に第3のピークを迎える。今後の動向に注意。

[手足口病]
 仙南地区を除き下降傾向であり、特に気仙沼地区では第31週から流行発生警報[5.0(2.0)]が継続しているが、7.00->2.67へ急激に減少した。

[流行発生警報解除]
 伝染性紅斑(石巻地区)
 ヘルパンギーナ(気仙沼地区)
 咽頭結膜熱(塩釜地区) が解除された。


【病原体情報】
 〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
  ・ムンプスウイルス 1件
  ・アデノウイルス 1件

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

20

2

1

7

5

 

14

51

感染性胃腸炎

6

33

2

5

10

13

6

71

146

水痘

3

8

4

3

2

5

1

9

35

手足口病

18

16

7

2

2

13

8

61

127

伝染性紅斑

1

 

6

 

 

5

 

8

20

突発性発疹

7

7

9

1

4

7

5

27

67

百日咳

2

 

 

 

 

 

 

 

2

 

風疹

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

ヘルパンギーナ

2

4

6

2

 

8

2

11

35

麻疹

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

1

2

1

1

2

 

 

12

19

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

7

1

 

 

 

1

8

19

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

[ウイルス分離状況] 9.22 〜 9.26 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

1

 

1