宮城県感染症発生動向調査情報(第 14 週)

宮城県【 平成15 年 4 月 10 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2003.3.31 〜 4.6 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

28

50

7

10

20

36

12

116

279

全数報告疾病
1類・2類・3類感染症:報告なし。
4類感染症:急性ウイルス性肝炎ではA型肝炎(29歳女性)が1件、B型肝炎(32歳男性)1件が仙台市で報告されている。

  −宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[インフルエンザ]
県全体の定点当たり報告数は先週の6.65から2.88と減少し、登米地区は定点当たり報告数が先週(14.20)から減少し、警報が解除された。
[感染性胃腸炎]
県内全体の定点当たり報告数はやや減少傾向にあるが、仙南地区(3.40->8.00)と栗原地区(0->8.0)が先週に比べて定点当たり報告数が増加している。
[麻疹]
先週と比較すると県全体では0.17から0.22とわずかに増加傾向にある。登米地区では、先週よりわずかに減少(1.33->1.00)したが、塩釜地区(0->0.25)、仙台市(0.12->0.27)と上昇。

【SARS】重症急性呼吸器症候群に関する情報
http://idsc.nih.go.jp/others/urgent/update03.htmlにWHOが3月18日に公表したQ&Aを厚生労働省が国内専門家の意見をもとに仮訳し、注釈を付したものを公表している。
 医療機関等の専門家からの診断検査に関する照会は、国立感染症研究所感染症情報センター(TEL:03-5285-1111(代表))が原則的に午前9時〜午後5時まで対応している。

咽頭結膜熱

 

1

 

1

 

 

 

3

5

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

9

6

6

17

6

 

19

64

感染性胃腸炎

40

54

6

24

26

55

20

142

367

水痘

11

3

18

4

6

18

6

23

89

手足口病

 

 

 

1

1

 

 

 

2

 

伝染性紅斑

2

4

 

 

1

5

 

3

15

 

突発性発疹

4

4

4

2

4

7

2

29

56

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

1

 

 

 

2

 

1

4

 

麻疹

 

2

1

 

3

 

 

7

13

 

流行性耳下腺炎

5

8

3

8

13

2

4

39

82

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

5

5

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

4

 

 

 

2

1

2

13

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

4

4

 

[ウイルス分離状況] 3.31 〜 4.4 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

29

 

 

 

 

 

1

2

2

1