疾 病

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患者数

患者数

傾向

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仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

109

260

64

71

368

271

117

885

2145

◎

全数報告疾病
1類･2類･3類感染症：報告なし｡
4類感染症：急性ウイルス性肝炎1件(B型､男)

　　−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
［インフルエンザ］先週(19.26)に比べ定点報告数上昇｡気仙沼地区は4週から､登米地区は6週から警報発令中｡大崎地区が注意報発令解除｡他地区は引き続き注意報発令中｡先週に比べ定点報告数が上昇したのは仙南､塩釜､石巻､登米地区｡特に登米地区の動きに注目､6.00(3週)->73.60(今週)｡
〈全国の動き〉9週段階で､注意報､警報発令解除府県増加(茨城県､埼玉県､東京都､岐阜県､愛知県､三重県､島根県､広島県､長崎県)｡特に広島県の定点報告数は1.88と低い｡これ以外は注意報､警報発令中｡定点報告数は5週から減少傾向｡35.0(5週)->13.26(9週)｡東北・北海道地区では､北海道､福島県以外は先週に比べ増加｡
［感染性胃腸炎］定点報告数は先週(12.44)に比べ減少｡塩釜､ 登米､石巻地区が引き続き警報発令継続基準を超えている｡(訂正；登米地区は昨年50週から継続して警報発令基準を超えている｡)今後とも注意が必要｡
［水痘］先週(2.34)にくらべ定点報告数が減少しているが､仙南地区は先週(1.20)に比べ大幅に上昇｡今後の推移に注意｡
［麻疹］今週報告のあった5件の年齢構成は､次の通り｡
　・6ヶ月〜12ヶ月；2件　・3歳；1件　
　・5歳；1件　　　　　　・10〜14歳；1件
　1歳を過ぎた麻疹ワクチン未接種かつ麻疹未罹患者には､ワクチンを早急に接種することが推奨される｡
(IDWR2002年第25週その他)
〈病原体情報〉
　〜宮城県保健環境センター検査〜
第10週の登米管内のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎患者から､A群溶血性レンサ球菌(T4)1件検出｡
〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
インフルエンザウイルスの検出状況は118件(未解析)｡

咽頭結膜熱

2

3

5

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

13

7

13

13

6

3

57

113

◎

感染性胃腸炎

45

114

13

40

36

68

12

302

630

◎

水痘

26

8

16

8

6

3

40

107

◎

手足口病

1

3

2

6

伝染性紅斑

10

3

2

1

4

2

7

8

37

○

突発性発疹

5

2

5

2

1

3

3

23

44

○

百日咳

風疹

ヘルパンギーナ

1

1

麻疹

1

1

3

5

流行性耳下腺炎

9

4

1

3

12

5

2

36

72

◎

急性出血性結膜炎

流行性角結膜炎

1

1

2

急性脳炎(日本脳炎を除く)

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

無菌性髄膜炎

マイコプラズマ肺炎

2

3

2

2

9

クラミジア肺炎(オウム病除く)

成人麻疹

1

1

川崎病

不明の発疹性疾患

2

2

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

118

2

2

1

3

1

仙台市若林区の某小学校を中心に麻疹が流行しつつあります。御留意下さい。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）