疾 病

保健所

患者数

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

155

308

141

83

167

274

255

1233

2616

◎

全数報告疾病 1類・2類・3類・4類感染症：報告なし。
−宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
［インフルエンザ］気仙沼地区は4週から警報発令中｡また､今週新たに登米地区で警報発令､栗原地区が注意報発令｡本県全地区で警報､注意報発令｡ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ定点報告数の推移｡7.43(3週)->17.67(4週)->24.25(5週)->26.97(今週)｡増加傾向続く｡今後の動向に十二分に注意｡
〈全国の動き〉47都道府県全てで注意報､警報発令｡定点報告数の推移｡6.2(1週)->19.0(2週)->29.2(3週)->38.5(4週->35.0(5週)
〈臨床症状〉A型またはB型ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽの感染を受けてから1〜3日間ほどの潜伏期間の後に､発熱(通常38度以上の高熱)･頭痛･全身の倦怠感･関節痛などが突然現れ､咳･鼻汁などの上気道炎症状がこれに続き､約1週間の経過で軽快するのが典型的なｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ｡(1DWR2001年第44週)
〈一般的予防策〉1.十分な休養(体力をつけるための睡眠､休養､ﾊﾞﾗﾝｽのとれた食事　2.手洗いとうがいの励行(外出後､食事の前など石けんと流水で手洗い､うがい)　3.室内の乾燥に注意　4.人混みを避ける(特に高齢者や慢性疾患の方)
［感染性胃腸炎］先週(14.59)に比べ増加｡今週塩釜地区が警報発令基準(定点報告数20以上)を超えた｡仙南､栗原､登米､石巻地区が警報発令継続基準(定点報告数12以上)を超えている｡
［ヘルパンギーナ］昨年46週以来の高い報告数｡

《病原体情報》
〜宮城県保健環境センター検査〜塩釜地区(全て亘理町)
・3週の上気道炎患者からｱﾃﾞﾉｳｲﾙｽＩ型1件検出｡
・4週のｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞ様患者からA群溶血性ﾚﾝｻ球菌T1型1件検出｡
・5週のインフルエンザ患者からｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽAh3(香港)型1件検出｡
　・5週のかぜ様患者からｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽB型1件検出。
〜国立仙台病院ウイルスセンター検査〜
・ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽ150件(未解析)検出｡

咽頭結膜熱

4

4

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

24

3

8

10

2

29

76

◎

感染性胃腸炎

95

164

45

70

125

86

25

458

1068

◎

水痘

8

14

21

6

13

18

40

120

◎

手足口病

4

4

伝染性紅斑

1

3

2

4

6

3

19

突発性発疹

2

9

1

1

1

4

21

39

○

百日咳

風疹

ヘルパンギーナ

1

1

2

5

9

麻疹

流行性耳下腺炎

10

2

8

11

3

2

20

56

◎

急性出血性結膜炎

1

1

流行性角結膜炎

1

1

急性脳炎(日本脳炎を除く)

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

無菌性髄膜炎

マイコプラズマ肺炎

4

1

2

6

13

クラミジア肺炎(オウム病除く)

成人麻疹

川崎病

1

1

不明の発疹性疾患

1

2

1

4

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

150

10

1

1

1

仙台では今週に入ってＦｌｕは落ち着いてきた感じです。ただ、全国的にはまだまだ流行中ですので注意が必要です。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）