宮城県感染症発生動向調査情報(第 35 週)

宮城県【 平成14 年 9 月 4 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2002.8.26 〜 9.1 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−今週の全数報告疾病−
1・2・3・4類感染症:報告なし

   -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎] 第33週(0.73)から増加傾向。過去2年間の傾向は、いずれの年も33週を底に年末に向けて増加傾向を示した。塩釜地区に注目。2.50(33週)->2.50(34週)->4.63(今週)。今後の動向に注意。

[流行性耳下腺炎] 先週と比較して大きな変化はない。しかし、仙南地区の動きには注意が必要。

[ヘルパンギーナ] 8.46(30週)から減少傾向。

[手足口病] 今週は、先週に比べ減少したが、過去2年間の動向では、年末にかけてピークを形成していることから、引き続き注意が必要。

[麻疹] 過去2年は、大崎、石巻の報告数が、他地区に比べ多い。本年は、上記地区に加え、塩釜、気仙沼地区の動向に注意。
1歳を過ぎた麻疹ワクチン未接種かつ麻疹未接種患者には、ワクチンを早急に接種することが推奨される。(IDWR)
○2000年 総数(通年、仙台市含む) 236
     大崎地区          25
     石巻地区         137
○2001年 総数(通年、仙台市含む) 544
     大崎地区         163
     石巻地区         276
○2002年 総数(今週まで累計、仙台市含む) 148
     塩釜地区 13
     大崎地区 53
     石巻地区 11
     気仙沼地区   29  

咽頭結膜熱

 

 

 

4

 

1

 

2

7

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

9

1

 

4

1

 

5

20

 

感染性胃腸炎

10

37

3

11

10

25

3

57

156

水痘

4

3

2

 

3

3

5

10

30

手足口病

 

3

4

10

 

8

5

20

50

伝染性紅斑

2

1

2

1

2

5

 

6

19

 

突発性発疹

7

4

14

3

2

9

7

22

68

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

3

5

1

3

6

1

7

26

麻疹

 

 

2

 

 

 

 

 

2

 

流行性耳下腺炎

26

18

7

 

8

11

3

29

102

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

 

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

マイコプラズマ肺炎

3

3

 

 

1

 

2

 

9

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

[ウイルス分離状況] 8.26 〜 8.30 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

1

1

 

6

1

 

 

3