疾 病

保健所

患者数

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

384

259

102

146

228

463

227

859

2668

◎

−全数報告疾病−
　１類感染症、２類感染症及び３類感染症及び４類感染症の報告はない。
　-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[インフルエンザ]
　県内全体の定点当たり報告数は先週の29.39に対して今週は27.51とやや減少したが横ばい傾向。
　仙南、石巻、登米、気仙沼管内で定点当たり報告数が警報の基準の30を大きく越えている。
　※気仙沼管内の１小学校、仙南管内の１中学校で学年閉鎖。仙南、塩釜、大崎、石巻及び気仙沼管内の９小学校、３中学校で授業短縮。
[感染性胃腸炎]
　先週に引き続き県内全体で多発傾向。
[水痘]
　登米管内では定点当たり報告数が先週の3.33から今週の4.33に増加。大崎管内でも多発傾向。
[流行性耳下腺炎]
　石巻管内では依然、患者多発。
[マイコプラズマ肺炎]
　仙南管内の基幹病院定点では患者６名と多発。

【病原体情報】
　１週間のｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽ検出状況：仙台市衛生研究所及び国立仙台病院ｳｲﾙｽｾﾝﾀｰ（仙台市内でA/ソ連型11件、A/香港型52件、B型３件、C型１件）

《国立感染症研究所ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞ要約》
−2月18日〜2月24日の第８週報−
ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞは九州地方など、流行が早期に始まった一部の都道府県で定点当たり報告数が減少傾向にある一方、東北地方などへ流行が拡大し、結果として全国平均の定点当たり報告数は増加している。全国の今ｼｰｽﾞﾝのｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞｳｲﾙｽ分離・検出状況はA/ソ連型1372件、A/香港型783件、B型195件である。

咽頭結膜熱

1

1

2

Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

22

2

3

10

37

2

39

121

◎

感染性胃腸炎

79

195

32

41

42

67

43

338

837

◎

水痘

5

10

17

13

5

5

67

122

◎

手足口病

2

2

4

伝染性紅斑

5

4

1

1

4

9

5

29

○

突発性発疹

8

5

6

1

4

4

20

48

○

百日咳

風疹

ヘルパンギーナ

1

1

1

3

麻疹

1

2

3

流行性耳下腺炎

3

16

20

5

7

61

1

27

140

◎

急性出血性結膜炎

1

1

流行性角結膜炎

急性脳炎(日本脳炎を除く)

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

無菌性髄膜炎

マイコプラズマ肺炎

6

2

1

9

クラミジア肺炎(オウム病除く)

成人麻疹

川崎病

不明の発疹性疾患

2

2

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

187

3

2

1

A型インフルエンザは、終息に向っていますが、Ｂ型インフルエンザの小流行がみられます。（コメント：永井小児科医院 永井幸夫）