宮城県感染症発生動向調査情報(第 44 週)

宮城県【 平成14 年 11 月 06 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2002.10.28 〜 11.3 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

 

 

 

 

 

1

 

−今週の全数報告疾病−
1類・2類感染症:報告なし
3類感染症:腸管出血性大腸菌1件(大崎管内、O-157
VT-2、女)
4類感染症:急性ウイルス性肝炎2件(仙台市内、A型、
B型、いずれも男)。

   -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎]
 上昇傾向に入った。今後の動向に注意。
2.47(42週)->3.71(43週)->4.69(今週)
[流行性耳下腺炎]
 先週(1.98)に比べ減少。しかし本年は、昨年に比べ高く
 推移。また、昨年は、年末にかけて増加。今後の推移に
 注目。
[水痘]
 先週(1.29)に比べ減少。2000年は37週、昨年は39週から
 年末にかけて上昇。今後の動向に注意。
[手足口病] 
先週(0.73)に比べ増加。大崎、登米、石巻管内が他地区
 に比べ高い。今後の動向に留意。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 先週とほぼ同じ。しかし、例年30週前半を底に年末に
かけて上昇。

 〜〜病原体情報(宮城県保健環境センター検査)〜〜
 @かぜ様症状:登米管内〜40、43週採取。気仙沼管内
〜44週採取。いずれもエコー13
 Aかぜ様症状:登米管内〜44週採取、
A群溶血性レンサ球菌(T13)
 B手足口病:登米管内〜43週、コクサッキーA16
  ※かぜ様症状は、発熱、頭痛、嘔吐が共通

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

2

9

2

1

14

1

 

20

49

感染性胃腸炎

18

88

6

22

4

24

9

106

277

水痘

2

4

 

1

15

11

1

26

60

手足口病

1

5

21

5

14

23

1

20

90

伝染性紅斑

2

 

2

3

6

1

11

 

25

突発性発疹

3

3

7

3

2

11

1

20

50

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

 

 

1

 

2

 

3

7

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

15

17

1

7

5

2

1

37

85

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

6

7

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

4

2

 

 

5

7

 

3

21

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

3

 

 

 

3

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

[ウイルス分離状況] 10.28 〜 11.1 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

4

1

1

 

 

3

 

1