宮城県感染症発生動向調査情報(第 34 週)

宮城県【 平成13 年 8 月 31 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.8.20 〜 8.26 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
 1類、2類及び4類感染症の報告はない。3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が大崎、塩釜及び登米管内で各1件報告されている。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[伝染性紅斑]
 気仙沼管内の患者発生は依然として高いレベルで推移。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では依然として患者多発。
[麻疹]
 気仙沼管内で患者4名発生。

【病原体情報】
 散発事例の腸管出血性大腸菌感染症患者から、O157(大崎管内)、O26(塩釜管内)、O111(登米管内)を検出。

≪国立感染症研究所ホームページ要約≫
 −8月6日〜8月12日の第32週報−
○腸管出血性大腸菌感染症流行状況
 2001年には早期から多数のO157感染症が広域発生し、昨年に比べ患者報告者数が多くみられている。第32週時点での本年の全国の累積報告数は2,532あり、都道府県別では千葉県242例、大阪府221例、東京都188例などの報告が多い。本年の累計報告数を5才刻みの年齢階級別に見ると、0〜4才521例、5〜9才365例、10〜14才226例の順であるが、他の年齢層でも一定の割合で発生が見られる。本年のVero毒素産生大腸菌の検出数は、O157が398件、O26が92件である。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

10

10

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

9

 

3

1

6

 

7

26

感染性胃腸炎

3

27

1

5

12

18

4

55

125

水痘

6

3

9

 

1

5

4

26

54

手足口病

 

9

4

 

3

10

2

13

41

伝染性紅斑

1

7

 

 

7

1

14

16

46

突発性発疹

12

5

4

 

3

8

7

37

76

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

12

14

6

7

9

24

10

39

121

麻疹

 

 

 

 

 

 

4

 

4

 

流行性耳下腺炎

 

3

3

2

1

28

 

10

47

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

2

3

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

4

1

 

2

6

 

6

25

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

1

 

 

 

 

1

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

8

9

 

[ウイルス分離状況] 8.20 〜 8.24 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

2

2

1