宮城県感染症発生動向調査情報(第 33 週)

宮城県【 平成13 年 8 月 24 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.8.13 〜 8.19 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

−全数報告疾病−
 1類及び2類感染症の報告はない。3類感染症の腸管出血性大腸菌感染症が大崎及び仙南管内で各1件報告されている。4類感染症のオウム病が仙台市で1件報告されている。
-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会−
[ヘルパンギーナ]
 気仙沼管内では患者が増加したが、その他の管内では減少。
[伝染性紅斑]
 気仙沼管内の患者発生は依然として高いレベルで推移。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では第26週から患者が多発していたが今週はやや減少。
[手足口病]
 大崎管内で患者がやや多発。県内全体で減少傾向。
【病原体情報】
 散発事例の腸管出血性大腸菌感染症から、O26(仙南管内1件)、O157(大崎管内1件)を検出。
≪国立感染症研究所ホームページ要約≫
 −7月30日〜8月5日の第31週報−
 流行性耳下腺炎は、最近10年間の同時期と比較して最大の定点当たり報告数が13週間続いており、都道府県別では石川県6.83、福岡県5.10、佐賀県4.87などの報告がある。咽頭結膜熱は、最近10年間の同時期と比較して最大の定点当たり報告数が2000年第41週から続いており、都道府県別では、群馬県1.38、長野県1.07、三重県1.04などの報告がある。麻疹、突発性発疹などの定点当たり報告数は、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっている。

咽頭結膜熱

2

1

 

 

 

 

 

6

9

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

 

 

 

 

1

 

4

6

 

感染性胃腸炎

6

25

2

7

1

8

5

20

74

水痘

1

6

5

6

1

7

11

9

46

手足口病

 

5

12

 

3

2

4

4

30

伝染性紅斑

1

2

2

1

 

 

20

5

31

突発性発疹

5

2

2

 

2

4

4

21

40

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

7

11

3

4

5

33

23

38

124

麻疹

 

1

 

1

 

 

 

 

2

 

流行性耳下腺炎

3

3

2

1

1

14

1

7

32

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

5

1

 

 

1

2

 

4

13

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

 

 

7

8

 

[ウイルス分離状況] 8.13 〜 8.17 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

5

2

 

1

1