宮城県感染症発生動向調査情報(第 1 週)

宮城県【 平成14 年 1 月 11 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.12.31 〜 1.6 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

2

5

7

 

−全数報告疾病−
 1類、2類、3類及び4類感染症の報告はない。

 -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[水痘]
 先週に引き続き、県内全体で患者が多発傾向。特に、栗原管内で定点当り報告数7と多発。
[流行性耳下腺炎]
 先週に引き続き石巻管内で患者多発。

《国立感染症研究所ホームページ要約》
  −12月10日〜12月16日までの第50週報−
○インフルエンザ 2001/02シーズン
 今シーズンの分離報告は、A/香港型ウイルス(H3)が沖縄県6件、長野県1件、大阪府3件、高知県2件、B型は名古屋市1件、石川県1件である。また、A/ソ連(H1)型は、今シーズン初めて分離事例として第48週(11月30日採取)に沖縄県から1件の報告の後、第50週に福岡市と北九州市から各1件の報告がある。
 ※なお、仙台市でも12月にB型及びA/香港型(H3)が検出されている(国立仙台病院ウイルスセンター)。

○感染性胃腸炎
 今シーズンの感染性胃腸炎は第39週より報告数が徐々に増加し始め、第45〜50週には急増した。第50週の全国定点からの報告数は44,262、定点当たり報告数は14.66となっている。定点当たり報告数の多い都道府県は、宮崎県(37.5)、大分県(27.1)、石川県(23.9)、三重県(22.0)、長野県(21.5)などである。

咽頭結膜熱

1

 

1

 

 

 

 

 

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

1

1

4

1

7

 

6

20

感染性胃腸炎

113

63

12

46

36

79

30

95

474

水痘

8

14

5

21

8

12

6

69

143

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

伝染性紅斑

 

4

 

 

4

3

3

1

15

突発性発疹

4

 

4

 

2

7

8

9

34

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

3

 

 

 

1

2

1

7

 

麻疹

 

 

 

1

 

 

 

 

1

 

流行性耳下腺炎

1

14

5

16

6

59

2

17

120

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

1

1

 

3

 

1

11

18

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

1

1

 

2

4

 

[ウイルス分離状況] 1.4 〜 1.11 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

2

 

 

1