宮城県感染症発生動向調査情報(第 51 週)

宮城県【 平成13 年 12 月 28 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.12.17 〜 12.23 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

2

1

3

1

6

14

 

−全数報告疾病−
 1類、2類及び3類の感染症の報告はない。
 4類感染症の急性ウイルス性肝炎が仙台市で1件報告されている。

 -宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎]
 県内全体の定点当たり報告数が18.42と多発。特に、塩釜・登米・栗原管内では定点当たり報告数が警報発令基準の20.0を超えて流行。
[水痘]
 先週に引き続き、県内全体の患者数が増加傾向。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 先週に引き続き、栗原及び塩釜管内の岩沼支所で患者が多発。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では45週から患者多発傾向が続いている。
[伝染性紅斑]
 先週に引き続き、登米管内では患者が増加。
[マイコプラズマ肺炎]
 仙南管内(基幹医療定点)では患者9名と多発。県内全体でも散発。
【病原体情報】
 栗原管内及び塩釜(岩沼市所を除く)管内で流行している感染性胃腸炎の患者から、10名中5名、12名中7名からSRSVを検出。

《国立感染症研究所ホームページ要約》
−12月3日〜12月9日の第49週報−
 感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、宮崎県(26.8)、大分県(25.5)、熊本県(23.2)、福岡県(18.6)など九州地方で多くなっている

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

5

26

4

10

2

11

1

34

93

感染性胃腸炎

92

196

43

68

72

97

54

483

1105

水痘

21

23

8

3

11

13

10

91

180

手足口病

 

8

3

 

1

3

 

12

27

伝染性紅斑

2

5

 

1

9

2

 

6

25

突発性発疹

6

7

3

5

4

8

5

26

64

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

ヘルパンギーナ

 

2

 

 

 

 

1

 

3

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

12

18

5

9

59

 

19

122

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

6

 

 

7

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

10

2

2

 

4

1

5

6

30

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

1

 

 

 

 

 

2

3

 

[ウイルス分離状況] 12.17 〜 12.21 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

2

 

1

 

 

2

2

 

2

3