宮城県感染症発生動向調査情報(第 48 週)

宮城県【 平成13 年 12 月 07 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2001.11.26 〜 12.2 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

 

 

 

1

3

4

 

−全数報告疾病−
 1類、3類及び4類感染症の報告はない。2類感染症の細菌性赤痢が大崎管内で1件報告されている。
-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎]
 先週に引き続き県内全体で増加中。特に塩釜・栗原・登米管内で増加が著しい
[水痘]
 先週に引き続き県内全体で増加中。
[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
 栗原・石巻・塩釜(岩沼支所を含む)で多発傾向。
[流行性耳下腺炎]
 石巻管内では45週から多発傾向。
[マイコプラズマ肺炎]
 仙南管内の基幹病院定点及び登米管内の小児科定点で多発。

【 病 原 体 情 報 】
 大崎管内の細菌性赤痢患者(71才、女性)からソンネ赤痢菌を検出。

≪国立感染症研究所ホームページ要約≫
 −11月12日〜11月18日の第46週報−
○感染性胃腸炎流行状況
 今シーズンの感染性胃腸炎は第39週より患者報告数が徐々に増加し始め、第45週、46週と急増している。46週の全国定点からの報告総数は17,871、平均の定点当たりの報告数は5.92となっている。過去の流行曲線と比較すると、立ち上がりの時期としては比較的早く、過去5年間の同時期と比較すると定点当たり報告数はやや多くなっている。多い順では、熊本県(13.9)、山口県(12.3)、福岡県(11.3)、鳥取県(10.3)、石川県(9.8)などである。

咽頭結膜熱

 

1

2

 

 

 

 

 

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

1

23

1

12

3

20

 

25

85

感染性胃腸炎

48

198

16

50

41

38

16

271

678

水痘

11

11

20

1

4

14

3

71

135

手足口病

 

7

3

1

 

6

1

25

43

伝染性紅斑

3

4

 

3

6

3

4

1

24

 

突発性発疹

4

5

3

1

2

9

2

24

50

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

1

5

1

 

 

 

4

1

12

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

 

16

15

8

6

35

1

8

89

急性出血性結膜炎

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

1

 

 

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

8

4

2

4

11

2

4

10

45

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 11.26 〜 11.30 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

 

 

 

 

4

7

2

2