宮城県感染症発生動向調査情報(第 19 週)

宮城県【 平成12 年 5 月 18 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.5.8 〜 5.14 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

17

 

 

 

1

18

 

-全数報告疾病-
1,2,3類感染症の報告はない。4類感染症の後天性免疫不全症候群が仙台市で1件が報告されている。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-

[感染性胃腸炎]
若林区で定点当たりの報告数が16.5及び塩釜(岩沼支所を含む)・栗原管内で11.0以上とやや多発しているが、県内全体でやや増加。

[水痘]
石巻管内の定点当たり報告数9.5を筆頭に、太白区・若林区及び登米管内で5.0以上とやや多発。県内全体で増加傾向。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
塩釜(岩沼支所)管内で定点当たり報告数7.6とやや多発今後の動向に注意。

[麻疹]
塩釜(岩沼支所を除く)及び大崎管内で各3名を筆頭に県内5管内で患者報告。今後の動向に注意。

<<国立感染症研究所ホームページ>>
-4月17日〜4月23日の第16週報-
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週続けて定点当たり報告数が増加した。感染性胃腸炎はこのところ4週続けて減少したが、今週は前週とほぼ同じ定点当たり報告数であった。水痘の定点当たり報告数はほぼ横ばいである。麻疹患者の定点当たり報告数は依然穏やかな増加傾向にある。疾患の動向に注意が必要である。流行性角膜炎の定点当たり報告数はほぼ横ばい傾向である。


咽頭結膜熱

 

 

1

 

 

 

 

1

2

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

35

2

4

10

5

 

51

107

感染性胃腸炎

21

92

14

33

25

49

14

195

443

水痘

18

10

5

1

15

57

6

87

199

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

 

2

12

1

1

8

 

20

44

 

突発性発疹

5

3

9

2

4

5

4

13

45

百日咳

 

 

 

 

1

1

 

 

2

 

風疹

 

1

1

 

 

 

 

1

3

 

ヘルパンギーナ

 

4

 

 

 

4

 

2

10

 

麻疹

 

3

2

1

1

 

1

 

8

 

流行性耳下腺炎

 

2

1

3

1

 

 

3

10

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

 

 

 

 

1

 

3

4

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

1

 

 

 

 

 

1

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

6

 

 

 

1

 

 

 

7

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 5.8 〜 5.12 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

1

 

 

 

3

1

 

 

1