宮城県感染症発生動向調査情報(第 18 週)

宮城県【 平成12 年 5 月 12 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.5.1 〜 5.7 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

11

8

 

 

 

19

 

-全数報告疾病-
1,3,4類感染症の報告はない。2類感染症の細菌性赤痢が仙台市で1件報告されている。(推定感染地、インドネシア)

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-

[感染性胃腸炎]
若林区で定点当たりの報告数が11.0とやや多発しているが、県内全体で減少傾向。

[水痘]
石巻管内で定点当たり報告数が5.1とやや多発している。


<<国立感染症研究所ホームページ>>
-4月10日〜4月16日の第15週報-
WHOの狂犬病サーベイランス報告によると、1997年に
は全世界で50,000人が狂犬病によって亡くなっており、このうち33,000人はアジアで、そのほとんどがインドで亡くなっている。年間死亡者数が最も少なかったのはヨーロッパで13人、うち10人はロシアだった。

 デンマークの伝染病サーベイランス公報
Epi-Newsによると、1999年に動物にかまれ予防的に狂犬病治療を受けた人は76人であった。うち4分の3の人々は国外での咬傷によるもので、イヌによる咬傷が最も多かった。36人はアジアで、16人はデンマークで、12人はヨーロッパの他の国で治療を受けた。タイから報告された23件のうち12件はイヌ咬傷、8件はサル咬傷、3件はネコ咬傷によるものであった。

咽頭結膜熱

 

 

1

 

 

 

 

2

3

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

 

15

6

6

2

5

 

47

81

感染性胃腸炎

19

58

14

28

16

55

10

138

338

水痘

5

9

10

3

12

31

6

66

142

手足口病

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

伝染性紅斑

1

 

4

1

 

4

 

15

25

 

突発性発疹

8

5

3

3

1

11

8

13

52

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

4

1

 

 

3

 

 

8

 

麻疹

 

2

 

 

 

1

 

1

4

 

流行性耳下腺炎

 

3

2

1

 

 

3

2

11

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

3

 

4

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

1

 

 

 

2

 

 

1

4

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

3

 

 

 

 

 

 

 

3

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 〜 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV