宮城県感染症発生動向調査情報(第 14 週)

宮城県【 平成12 年 4 月 13 日 】発行 情報収集:宮城県保健環境センター
― 2000.4.3 〜 4.9 患者発生数(定点医療機関) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

1

 

21

2

2

 

2

28

-全数報告疾病-
1〜4類感染症の報告はない。

-宮城県感染症発生動向調査情報解析部会-
[感染性胃腸炎]
若林区で定点当たり12.0とやや多発しているが、先週に引き続き県内全域で減少中。

[水痘]
先週に引き続き石巻管内で定点当たり5.5とやや多発。今後の推移に注意。

[インフルエンザ]
栗原管内を除いて県内全域でほぼ終息。

[A群溶血性レンサ球菌咽頭炎]
泉区で定点当たり4.4とやや多発。今後の動向に注意。
《国立感染症研究所ホームページ》
−3月20日〜3月26日−
感染性胃腸炎は患者報告数が多く過去10年間で最大の流行曲線を描いている。今シーズンのSRSV検出総数は446件で、検出報告数が1999年第50週をピークに減少傾向にある。代わって、ロタウイルスの検出報告は徐々に増加傾向にある。今シーズンのロタウイルス検出総数は191件で、2000年に入って大阪府、香川県、大阪市、岩手県、新潟県、北九州市などから計147件の報告があった。インフルエンザは6週連続で前週より減少している。病原微生物検出情報事務局への報告によると、A/香港ウイルス(H3N2)は、今シーズン1,719件、A/ソ連型ウイルス(H1N1)は、2,
700件で、B型は広島県、福岡市、仙台市、大阪市より1件ずつ計4件である。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

9

2

1

1

1

 

14

31

感染性胃腸炎

43

51

18

14

17

49

13

183

388

水痘

9

11

6

5

4

33

4

71

143

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝染性紅斑

1

1

 

 

 

14

 

19

35

 

突発性発疹

1

7

2

4

4

7

7

33

65

百日咳

1

 

 

 

 

1

 

 

2

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

 

1

 

 

1

 

2

4

 

麻疹

 

1

 

1

 

1

2

 

5

 

流行性耳下腺炎

 

3

 

 

1

1

 

1

6

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

 

 

1

 

 

 

 

2

3

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

2

 

 

 

1

 

 

 

3

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

1

 

 

 

 

 

 

 

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 3.21 〜 4.7 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

1

 

3

 

 

1

 

 

 

2