宮城県感染症発生動向調査情報(第 49 週)

― 1999.12.6 〜 12.12 患者発生数(定点) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

2

182

2

46

196

5

6

79

518

○感染性胃腸炎
塩釜地区、気仙沼保健所管内及び仙台市内で急増し、県内全域に拡大。
○インフルエンザ
県内すべての保健所管内で患者が増加し始めた。特に、登米保健所管内及び塩釜地区で患者が急増し、幼児及び小学校低学年の児童で患者が多発。
○水痘
県内全体で患者発生は横ばい傾向。塩釜地区、大崎・登米・石巻保健所管内及び仙台市青葉区・泉区・宮城野区内でやや多発しており、今後、注意を要する。
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
仙台市若林区、青葉区内及び栗原保健所管内でやや多発しており、要注意。
【病原体情報】
仙台市青葉区内の検査定点で採取されたインフルエンザ患者(14才)からA/香港型が検出された。又、登米保健所管内からは引き続きA/ソ連型が検出されている。


咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

3

13

 

15

2

7

2

96

138

感染性胃腸炎

35

241

19

43

39

59

76

423

935

水痘

9

38

27

3

14

19

7

70

187

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

3

3

 

伝染性紅斑

3

4

 

 

1

1

 

12

21

 

突発性発疹

5

5

6

 

2

6

4

31

59

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

ヘルパンギーナ

 

3

1

 

1

 

 

8

13

 

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性耳下腺炎

3

2

2

 

 

 

 

4

11

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性角結膜炎

1

1

1

 

 

1

 

4

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 12.6 〜 12.10 国立仙台病院ウイルスセンター提供

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

7

 

2

 

 

2

1

 

2

4

仙台市内でもインフルエンザ(Aソ連型)の流行が始まりました。小学校低学年の羅患が目立ちます。(若林区のR小学校では、1・2年生に大流行)