宮城県感染症発生動向調査情報(第 45 週)

― 1999.11.8 〜 11.14 患者発生数(定点) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

1

 

 

35

 

5

 

7

48

【全体】感染性胃腸炎は県全体で増加中、特に塩釜地区、岩沼地区、栗原、登米、石巻及び仙台市内で患者発生が多く認められる。
【疾病別】
○感染性胃腸炎(中学生以下の年齢層での発生が多くみられる)
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(県全体で横ばい傾向であるが、登米・栗原地区でやや増加傾向。中学生以下で多く認められる)
○水痘(5才以下までの年齢層で患者発生が横ばい傾向。)
【インフルエンザ情報】
患者発生が全年齢層でやや増加傾向がみられる。
【病原体情報】
11月16日、仙台市内の医療定点で、宮城郡居住の7歳児患者検体(11月8日採取)より、インフルエンザウイルスAソ連型(H1N1)が検出された。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

12

7

7

11

7

6

35

91

感染性胃腸炎

5

58

3

15

17

24

3

66

191

水痘

4

12

12

4

2

4

1

18

57

手足口病

 

5

1

 

 

 

 

1

7

 

伝染性紅斑

1

3

 

 

 

 

 

2

6

 

突発性発疹

3

5

4

3

3

13

5

20

56

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

7

8

2

 

1

 

15

33

麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流行性耳下腺炎

6

11

2

1

1

 

 

6

27

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

2

2

 

流行性角結膜炎

3

 

 

 

 

2

 

3

8

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 11.8 〜 11.12 国立仙台病院ウイルスセンター提供(永井小児科医院,庄司内科小児科医院,国立仙台病院小児科)

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

3

 

 

 

1

 

 

 

1