宮城県感染症発生動向調査情報(第 42 週)

― 1999.10.18 〜 10.24 患者発生数(定点) ―
(【傾向の凡例】◎:今後の情報に十分注意 ○:今後の情報に留意 レ:減少傾向)

疾 病

保健所

仙台市

患者数

全地区

患者数

傾向

コメント

仙南

塩釜

大崎

栗原

登米

石巻

気仙沼

インフルエンザ

 

 

 

32

1

1

 

9

43

【全体】感染性胃腸炎は県全体として横ばいで、患者は県北内陸部から沿岸部に多く認められる。
【疾病別】
○感染性胃腸炎(学童までの各年齢層で患者報告がみられる。)
○A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(塩釜地区で増加している)
○水痘(4,5才児で患者発生が見られやや増加している。塩釜保健所管内の患者12名中、岩沼地区の患者発生は1名。)
○突発性発疹(全体的にやや減少傾向であるが、石巻・岩沼地区で多く認められる)
○ヘルパンギーナ(全体として減少傾向にある)
【病原体】
9月末に県北においてワイル病の患者が確認された。

咽頭結膜熱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

6

22

1

5

5

1

2

14

56

感染性胃腸炎

 

24

 

10

12

11

3

25

85

水痘

5

12

7

1

7

 

2

16

50

手足口病

 

 

 

 

 

 

 

7

7

 

伝染性紅斑

 

3

1

 

2

1

 

5

12

 

突発性発疹

 

7

2

2

 

14

1

16

42

百日咳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルパンギーナ

 

15

3

2

 

2

2

24

48

麻疹

 

2

 

 

 

 

 

 

2

 

流行性耳下腺炎

6

2

5

 

 

 

 

4

17

 

急性出血性結膜炎

 

 

 

 

 

 

 

1

1

 

流行性角結膜炎

 

1

 

 

 

 

 

1

2

 

急性脳炎(日本脳炎を除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細菌性髄膜炎(真菌性を含む)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無菌性髄膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイコプラズマ肺炎

 

 

1

 

 

 

 

2

3

 

クラミジア肺炎(オウム病除く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成人麻疹

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不明の発疹性疾患

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ウイルス分離状況] 10.18 〜 10.22 国立仙台病院ウイルスセンター提供(永井小児科医院,庄司内科小児科医院,国立仙台病院小児科)

Flu

Para

RS

Mumps

Measles

Adeno

Entero

Rhino

HSV

CMV

 

2

 

 

 

 

1

 

1